くらし情報『今秋開催「北アルプス国際芸術祭2024」 長野県大町市の5エリアでサイトスペシフィックなアート作品が展開』

2024年3月16日 14:40

今秋開催「北アルプス国際芸術祭2024」 長野県大町市の5エリアでサイトスペシフィックなアート作品が展開

では、磯辺行久が前回に引き続き七倉ダムで大規模な作品を展開。鹿島川流域の「源流エリア」では、「土地と人との結びつき」をテーマに写真やインスタレーション作品を発表しているスクリプカリウ落合安奈が、猟師や山小屋を営んでいる人に話を聞くなどフィールドワークを重ね、フィルムで撮影した写真作品を発表する予定だ。

今秋開催「北アルプス国際芸術祭2024」 長野県大町市の5エリアでサイトスペシフィックなアート作品が展開

ヨウ・ウェンフー(タイトル未定)北アルプス国際芸術祭2024作品プラン
かつて「塩の道」とよばれた道筋に位置する三つの湖を擁する「仁科三湖エリア」では、日本とロシアの建築家ユニット、アレクサンドラ・コヴァレヴァ&佐藤敬/KASAが、「生命の通り道としての水」を形にするような作品を制作。豊かな里山が広がる「東山エリア」では、台湾のヨウ・ウェンフーが地域の人たちと協働し竹を使って公民館を覆う大規模なインスタレーションを展開。南アフリカ出身のルデル・モーはトンネル内に巨大な石の彫刻を設置する。


今秋開催「北アルプス国際芸術祭2024」 長野県大町市の5エリアでサイトスペシフィックなアート作品が展開

ルデル・モー[南アフリカ](タイトル未定)北アルプス国際芸術祭2024作品プラン
また、淺井裕介や、川俣正、目[mé]、ジミー・リャオなどは第1回、2回で制作した既存作品で参加する。

今秋開催「北アルプス国際芸術祭2024」 長野県大町市の5エリアでサイトスペシフィックなアート作品が展開

淺井裕介[日本]《土の泉》2017, 2021撮影:栗田萌瑛
今秋開催「北アルプス国際芸術祭2024」 長野県大町市の5エリアでサイトスペシフィックなアート作品が展開

目[mé][日本]《信濃大町実景舎》2017撮影:本郷毅史
展示以外にも、藤田貴大が全作品の脚本と演出を務める「マームとジプシー」

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