くらし情報『テーマは「日常の輪郭」 田代一倫と百瀬文の二人展「新・今日の作家展2021 日常の輪郭が横浜市民ギャラリーで開催』

2021年8月3日 17:33

テーマは「日常の輪郭」 田代一倫と百瀬文の二人展「新・今日の作家展2021 日常の輪郭が横浜市民ギャラリーで開催

「新・今日の作家展2021 日常の輪郭」


田代一倫と百瀬文の二人展「新・今日の作家展2021 日常の輪郭」が9月18日~10月10日に渡り、横浜市民ギャラリー(横浜市西区)で開催される。

「新・今日の作家展」は横浜市民ギャラリーが開館した1964年から40年にわたり開催された「今日の作家展」を継承する展覧会。同時代の表現を多角的に取り上げ、幅広い世代の作家の作品を通して現代美術を考察してきた。

コロナ禍のつづく2021年のテーマは「日常の輪郭」。写真と映像を主なメディアとして、撮る / 撮られる、見る / 見られるといった関係や人々の間にある見えない境界を問いながら制作する2名の作家が紹介される。

写真家の田代一倫 (1980年生まれ)は故郷・福岡を含む九州や韓国、東日本大震災以降の三陸や福島などを訪ね、それぞれの土地と人、地域性との新鮮な出会いから肖像写真を撮影してきた。

一方、美術家で映像を主なメディアとする百瀬文(1988年生まれ)は、人と人とのコミュニケーションの間に生じる欲望や抑圧、身体のあり方を主題に制作を展開している。

出来事の複層性や自己と他者との関係性のゆらぎをあらわす両者の作品は、なにげなく過ごしていた時間を想起させ、見慣れた環境や当たり前の物事を再認識させてくれる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.