コブクロ、結成の地・大阪で結成25周年を記念した全国ツアーを完走【オフィシャルレポート】
Photo:山本倫子
結成25周年を迎えたコブクロが、11月10日(日)、大阪・Asue アリーナ大阪で『KOBUKURO 25TH ANNIVERSARY TOUR 2024 "QUARTER CENTURY"』の最終公演を開催した。
今年8月10日(土)群馬・⾼崎芸術劇場 大劇場からスタートしたこのツアーでは、約3年ぶりのリリースとなった11枚目のオリジナルアルバム『QUARTER CENTURY』からの楽曲はもちろん、25年の歴史に刻まれてきた数々の名曲を披露。過去を懐かしむのではなく、ここから始まる未来へと向かうコブクロの強い意志を感じさせる構成で、ファイナルとなったこの日はその思いがより一層の熱を帯びるライブとなった。
開幕を彩る演出として流れてきたのは、コブクロの名曲が交響曲に仕上げられた「交響曲第5296番」。ミュージカルのように展開していく楽曲を聴いていると、それぞれの曲にまつわる思い出が感動も新たに甦ってきた。その後ステージを覆っていた幕が上がり、姿を現した小渕健太郎と黒田俊介。歌い出したのは、2008年に行われた『5296ツアー』のオープニング曲「Welcome to the tour "5296"」