【レポート】w.o.d.がオルタナ/グランジロックの系譜と進化を見せつけた“画期的“配信ライブ
神戸発の3ピース・バンド、w.o.d.が自身第2弾となる配信ライヴ『w.o.d. live session Ⅱ〜3cameras〜』を開催した。
w.o.d.
そのイベント名にある通り、画面には「Camera1 ヤマゴエ"サスケ"ヒロユキ」「Camera2 森山将人」「Camera3 篠塚将季」とクレジットがあり、計3つのスクリーンが設置されている。そう、一本のライヴを3台のカメラで捉える画期的な試みが成された配信ライヴとなった。しかも基本的にメンバー1人を1台のカメラで捉えた映像が流れるものの、そのカメラは時間と共にほかのメンバーに切り替わる流動性を持っている。どこからどう観るかは、あなた次第、あなたのチョイス。配信を逆手に取った突飛なアイデアを仕掛けてくるところも彼ららしい。普通じゃつまんねえだろ?と、ニヤリと微笑むメンバーの表情が透けて見えてくるようだ。
w.o.d. live session Ⅱ〜3cameras〜
サイトウタクヤ(Vo/G)は総柄のパジャマシャツ、Ken Mackay(B)はアメフト風シャツ、中島元良(Dr)はキャップを後ろに被り、三者三様のファッションでメンバーがスタンバイ。