3回目となるPFF「大島渚賞」受賞は『海辺の彼女たち』藤元明緒監督 記念上映会も開催へ
ベトナム人女性労働者たちを描く長編第2作『海辺の彼女たち』が昨年公開され話題を集めた、藤元明緒(ふじもと・あきお / 33歳)監督が、PFF(ぴあフィルムフェスティバル)による映画賞「大島渚賞」を受賞したことが発表された。4月3日(日)に東京・丸ビルホールで記念上映会が行われる。
この賞は映画の未来を拓き、世界へ羽ばたこうとする、若くて新しい才能に対して贈られるもの。2019年に創設され、今年で3年目を迎える。かつて大島渚監督が高い志を持って世界に挑戦していったように、それに続く次世代の監督を期待と称賛を込めて顕彰してきた。
選考方法は「日本で活躍する映画監督(劇場公開作3本程度)」、「原則として前年に発表された作品がある」監督を対象に、大島渚監督作品を知る世界各国の映画人より推薦を募り、審査員が授賞者を決定。
第1回は『鉱 ARAGANE』や『セノーテ』が世界各国で高い評価を受けるなど、次々に新たな作品を生み出している小田香監督が受賞し話題を呼んだ。そして昨年の第2回は「該当者なし」という結果を経て、今回の藤元監督の受賞となった。
「大島渚賞 記念上映会」では、受賞監督作品と大島渚監督作品が上映される。前述の『海辺の彼女たち』、そして1969年のカンヌ映画祭監督週間で上映され、大島渚監督の国際的評価の皮切りとなった『絞死刑』。
2作の上映後には、藤元明緒監督と黒沢清、大島新(大島渚監督の息子であり、『なぜ君は総理大臣になれないのか』『香川1区』を監督)、MC荒木啓子(PFFディレクター)によるトークショーも行われる。
■イベント情報
「大島渚賞記念上映会」
4月3日(日)13時開映
会場:丸ビルホール
料金:一般 2,500円、学生 1,500円
発売:チケットぴあにて、3月19日(土)午前10時より発売
(会場でのチケット販売なし)
<上映ラインナップ>(※予定)
『海辺の彼女たち』
『絞死刑』
<トークショーゲスト>
藤元明緒監督、黒沢清(映画監督)、大島新(ドキュメンタリー監督)
MC:荒木啓子(PFFディレクター)
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