くらし情報『誰にでも伝わる演技を目指して。飯島望未『ドン・キホーテ』開幕直前インタビュー』

2021年5月18日 17:00

誰にでも伝わる演技を目指して。飯島望未『ドン・キホーテ』開幕直前インタビュー

飯島望未 撮影:藤田亜弓

撮影:藤田亜弓



ヒューストン・バレエの元プリンシパルで、シャネルのビューティー・アンバサダーを務めるなど、ファッション業界からも熱い注目を集める飯島望未がKバレエ カンパニーに初登場! 8月の正式入団を前に、間もなくBunkamuraオーチャードホールで開幕する熊川哲也版『ドン・キホーテ』にて、日髙世菜・小林美奈・毛利実沙子と並んで主役のキトリを務める飯島に、帰国の経緯や舞台への意気込みを聞いた。

「思い立ったら即行動!みたいな性格なんです(笑)」

――まずは、約15年ぶりに日本に拠点を移された理由と、Kバレエ カンパニーに入団することになった経緯などお聞かせいただければと思います。

いずれは日本に帰って踊りたい、という気持ちは元々ありました。コロナ禍によってヒューストンでは全く踊れなくなってしまったことや、バレエ以外のお仕事が増えてきたことなどが重なって、タイミング的に今かなと。


誰にでも伝わる演技を目指して。飯島望未『ドン・キホーテ』開幕直前インタビュー


Kバレエさんの公演は、私がバレエを始めた日本の教室の先輩が何人か所属していたこともあって、小さい頃からよく観ていました。バレエ団としても会社としても、唯一無二のスタイルを築いている素晴らしいカンパニーだと思っていたので、私のほうから入団したいと連絡して、運良く迎え入れていただいたという流れです。

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