逢坂良太&洲崎綾 6年ぶりの『シドニアの騎士』最後の物語「ようやくみなさんにお届けできる」
公開前だからなのもありますけど、寂しいとかロスとかはまだ全然思っていなくて。それよりも観客のみなさんはどんな反応なんだろうとドキドキした気持ちがずっと続いている感じです。まだ手を離れた感じが全然しないです。
逢坂みなさんが見るまでは終わりじゃないと思っているので、まだ終わった実感はないですね。
「10年後の設定だからこそ演じやすい部分も」(逢坂)
―― 『シドニアの騎士 あいつむぐほし』の台本を初めてご覧になられたときの感想はいかがでしたか?
洲崎今日(自分の台本を)持ってきました!
逢坂さすがですね!
洲崎逢坂くん、最初に台本を見たときどうでしたか?
逢坂いやぁ……分厚いなと(笑)。
洲崎そうだよね!(笑)『シドニア』の現場はプレスコ(絵のない状態での収録)だからといって台本が早くいただけるわけではなくて。アフレコなら絵を見ながらセリフを追えば何となく分かるけど、ト書きを含めて小説を読み込むような形で台本を読まないと場面が分からないんですよ。
逢坂『シドニア』はほかのアニメの台本よりもト書きが多く書き込まれているよね。
セリフのところにも「ここで息を吸って」「必死に」「決意のブレス」