くらし情報『倉持裕×杉原邦生の初タッグ作『SHELL』開幕 石井杏奈、秋田汐梨らのコメント&舞台写真到着』

2023年11月13日 15:00

倉持裕×杉原邦生の初タッグ作『SHELL』開幕 石井杏奈、秋田汐梨らのコメント&舞台写真到着

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『SHELL』 (撮影:引地信彦)

(撮影:引地信彦)



KAAT神奈川芸術劇場プロデュース『SHELL』が、11月11日(土) にKAAT 神奈川芸術劇場<ホール>で開幕。それに先駆けゲネプロが行われ、舞台写真とコメントが到着した。

本作は、倉持裕と杉原邦生が初タッグを組んで描く青春ファンタジーで、特異な人間が存在する現代社会を舞台にした群像劇。舞台上は照明や機材が剥き出しの状態で、セットも無造作に置いてある。普段なかなか見る機会のない舞台機構や、床やセットに使われている鮮やかな緑色が印象的だ。

そこに開演前から生徒役のキャストが一人、またひとりと現れ、ステージ後方にある椅子に座って雑談を始める。休み時間のような雰囲気とポップな中にも不穏さを感じさせる音楽で、これから始まる作品への期待が高まっていく。


倉持裕×杉原邦生の初タッグ作『SHELL』開幕 石井杏奈、秋田汐梨らのコメント&舞台写真到着


物語は、高校生たちがある日突然学校に来なくなった「松田先生」について話し合っているシーンからスタート。同時に、ガラの悪い場所に出入りする娘を心配する中年男・高木、飼っていた何かを逃してしまったらしい盲目の女性・長谷川という、一見なんの関係もない人たちの姿が描かれる。

学生たちのリーダー的存在の未羽は、街で見かけた中年男の高木が同級生の希穂に見えるという体験をし、この世界には「いくつもの顔を持つ人間」

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