2021年12月9日 11:25
石崎ひゅーい、2年分の想いが詰まったバンド編成ツアーファイナル「全部放出していこうと思います!」
(Photo:鈴木友莉)
石崎ひゅーいが、バンド編成でのツアー『石崎ひゅーい Tour 2021「from the BLACKSTAR」』のファイナル公演を12月7日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)で開催した。
石崎は10月末にアコースティックツアーを終えたばかりではあるものの、バンド編成のツアーは2年ぶり。「2年分めちゃくちゃ溜まっているわけですよ。全部放出していこうと思います!」との言葉通り、全18曲にわたって充実の演奏を届けた。
Photo:鈴木友莉
バンドのグルーヴは肉体的で思わず踊り出したくなるほどだが、感染症対策のため声を出せず、席を用意された観客はやや緊張している様子。そんななか「久々だし、耳キーンってなってない?」「立てる人は立ってもいいんだよ」と語りかけ、一歩ずつ距離を縮めるように、丁寧に歌を届けていく石崎の姿が印象に残った。
そうして観客の心と体も解れ、やがて共に歓喜を迎える。今ここでの再会を喜ぶ気持ち、観客への愛を伝えたセットリストの中で一際輝いていたのが、12月22日リリースのアルバム『ダイヤモンド』の収録曲だ。ライブ冒頭ではトオミヨウ(Key)