くらし情報『「表と裏ではないが、ふたりで一人前という自覚があった」、中村憲剛×伊藤宏樹・スペシャル対談【前編】』

「表と裏ではないが、ふたりで一人前という自覚があった」、中村憲剛×伊藤宏樹・スペシャル対談【前編】

(写真左より)中村憲剛、伊藤宏樹 撮影:佐野美樹

撮影:佐野美樹



明日1月27日(水)に発売される『FOOTBALL PEOPLE 川崎フロンターレ 中村憲剛特集号』では、中村憲剛氏とつながりが深い方々にインタビュー。その企画のひとつとして行われた、かつてのチームメイトである伊藤宏樹氏(現・川崎フロンターレ強化部)との対談は関係性の深いふたりの歩みがわかる貴重なトークとなっている。今回、誌面の都合により、本誌ではカットせざるを得なかった未公開部分を特別に掲載。兄弟のように強い絆で結ばれたふたりのクロストークをお楽しみあれ。

――ふたりがチームメイトだったときは、どんな話をすることが多かったのですか?

中村憲剛(以下、中村)「本当にずっとしゃべっていたよね。だから、いつ、とかではなく常に、だよね」

伊藤宏樹(以下、伊藤)「うん、何をしゃべっていたかが分からないくらいに(笑)」

中村「アウェイのときに宿泊するホテルでも、普通に部屋に行って話していた。今はあり得ないけど、本当にずっとベッタリだった」

伊藤「ね。でも、試合になれば、いつも喧嘩していた」

中村「そうそう。
ちなみに俺ら、仲良くはないんですよ?(笑)」

伊藤「憲剛は俺しか文句を言える人がいないから、こっちにばっかり言ってくる」

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