芸劇リサイタルシリーズ「VS」第7弾は河村尚子とアレクサンドル・メルニコフが共演
異なる個性、スタイルをもつ演奏家が舞台上で共演する東京芸術劇場の人気シリーズ「VS」の第7弾が11月14日(火)に開催される。今回は、ピアニストの河村尚子とアレクサンドル・メルニコフが出演。熱い演奏を繰り広げる。
本シリーズは、ふたりのピアニストが、ピアノ・デュオ(2台のピアノ)演奏によって、熱狂的な空間を創造するリサイタル。ここでしか見られない演奏が人気を集めている。
河村尚子 (c)Marco Borggreve
河村尚子は、ミュンヘン国際コンクールで第2位、クララ・ハスキル国際コンクールで優勝し、ドイツを拠点にウィーン響、バイエルン放送響などにソリストして迎えられた音楽家。2019年秋公開の映画『蜜蜂と遠雷』では主役・栄伝亜夜のピアノ演奏を担当するなど、活動も多岐に渡っており、現在はドイツのフォルクヴァング芸術大学教授も務めている。
アレクサンドル・メルニコフ (c)Marco Borggreve
河村と共演するのはロシアのピアニスト アレクサンドル・メルニコフ。
シューマン国際コンクール、エリザベート王妃国際音楽コンクールなど主要な国際ピアノコンクールで入賞を果たし、ロイヤル・コンセルトヘボウやライプツィヒ・ゲヴァントハウスなどの数多くの名門オーケストラと共演。古楽器とモダンピアノとを弾き分け、多彩なレパートリー、スケールの大きな表現力をほこるピアニストだ。
当日は、ふたりのアイデアによりピアノ1台4手連弾の傑作「シューベルト/幻想曲 ヘ短調 D940」をはじめ、ドビュッシー自身の編曲による1台4手連弾版の交響詩『海』、2台ピアノ作品の金字塔「ラフマニノフ/交響的舞曲」が披露される予定。
それぞれ異なるアプローチで楽曲に向き合うふたりの演奏が、ステージ上で重なり合う。トップソリストの共演は多くのファンの注目を集めそうだ。
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芸劇リサイタルシリーズ「VS」Vol.7 河村尚子×アレクサンドル・メルニコフ
11月14日(火)19:00開演
東京芸術劇場 コンサートホール
(東京都豊島区西池袋1-8-1)
出演
河村尚子 (ピアノ)
アレクサンドル・メルニコフ (ピアノ)
曲目
シューベルト/幻想曲 ヘ短調 D940
ドビュッシー/交響詩『海』(作曲者による1台4手版)
ラフマニノフ/交響的舞曲
https://www.geigeki.jp/performance/concert269/c269-7/
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