くらし情報『『リキッドスケープ 東南アジアの今を見る』アーツ前橋で 流動する東南アジア地域の「今」を12組による作品で紹介』

『リキッドスケープ 東南アジアの今を見る』アーツ前橋で 流動する東南アジア地域の「今」を12組による作品で紹介

東西冷戦の終焉や、インターネット、iPhone、SNSをはじめとするテクノロジーの登場、さらには世界の枠組みの大きな変化やアジアの台頭など、グローバルな事件を体験してきた作家たちは、流動する社会で共通する体験を重ねてきたことを背景に、「どこから来てどこへ向かうのか」という共通の問いに答えようとしているという。
だが、問いは共通でも、その問いに対する考察や答えは作家によって、また地域によって様々に異なる。作家たちの出身地は、アフガニスタン、インドネシア、カンボジア、シンガボール、タイ、パキスタンと様々。世界的に活躍する作家に加え、日本では初紹介となる若手を加えた作家による新作を中心とした23作品は、「多様性と流動性」に満ちた東南アジアの社会、生活、文化の「今」を新しい視点でとらえ、現在の規範的価値観を覆そうと試みるものでもあるそうだ。急速に発展する社会に生きる新しい世代による多彩な手法の作品からは、観る者それぞれが「現代社会を生きる手がかり」を探ることもできるだろう。
『リキッドスケープ 東南アジアの今を見る』アーツ前橋で 流動する東南アジア地域の「今」を12組による作品で紹介

Ho Tzu Nyen《T for Time: Timepieces》2023 Photo by Singapore Art Museum, courtesy of the artist and Kiang Malingue.
また、同展では、映像やサウンドを用いた没入型の作品も紹介される。

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