くらし情報『日本版『パラサイト』ノワール感漂うスポット映像公開』

日本版『パラサイト』ノワール感漂うスポット映像公開

『パラサイト』メインビジュアル


6月から7月にかけて東京・大阪で上演されるCOCOON PRODUCTION 2023『パラサイト』より、スポット映像が公開された。

本作は、社会問題化している「格差社会」というテーマを描きながらも、所々に散りばめられた緻密な「伏線」や「テーマ性」が話題を呼び、サスペンス、ブラックコメディ、ヒューマンドラマなどの“ジャンルを超えた傑作”として世界の映画賞を席巻した韓国映画『パラサイト 半地下の家族』の舞台版。台本・演出は、舞台・映画と幅広く活躍する脚本・演出家の鄭義信が務める。

日本版『パラサイト』の舞台となるのは90年代の関西——。家内手工業の靴作りで生計を立て、地上にありながら地下のように一日中陽がささないトタン屋根の集落で細々と暮らす金田一家。物語の中心となるそんな金田一家の主・金田文平を演じるのは古田新太、身分を偽造し高台の豪邸に住む永井家の家庭教師としてアルバイトを始める文平の息子・純平に宮沢氷魚、同じく永井家にアートセラピー教師として取り入る純平の妹・美姫には伊藤沙莉、美姫に続いて家政婦として雇われる文平の妻・福子を江口のりこが務める。

また、金田一家とは対照的に高台の豪邸で暮らし、次第に金田家に寄生〈パラサイト〉されていく永井家の主人で、実業家として成功しつつも中身はまるで“土建屋の親父”・永井慎太郎に山内圭哉、美しく品もあるが天然な側面も持ち合わせる“奥様”・千代子を真木よう子、その娘・繭子を恒松祐里が演じる。

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