新型コロナの影響で世界各国の映画館が閉鎖する中、中国では先週末から少しずつ劇場が再オープンを始めている。先週土曜日段階で営業しているのは、500館強。
中国全土の5%にも満たないが、この後も段階的に営業を再開していく狙いのようだ。これらの劇場で現在上映されているのは新作ではなく、昔の中国映画。だが、4月なかば頃には、コロナ騒ぎで中国ではまだ上映されていない『フォードVSフェラーリ』『1917 命をかけた伝令』『ソニック・ザ・ムービー』などが公開になる可能性がある。
今週は、新たにニュージーランドが外出禁止令を発令し、映画館もすべて閉鎖になった。
文=猿渡由紀