2022年8月12日 12:00
白石加代子「大人にも子どもにも届く作品」 KAATキッズ・プログラム2022『さいごの1つ前』開幕
撮影:宮川舞子
KAATキッズ・プログラム2022『さいごの1つ前』が、8月10日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場<大スタジオ>で開幕した。
『さいごの1つ前』は松井周が初めてKAATキッズ・プログラムを手がける作品。2020年に上演を予定していたが新型コロナウイルス感染症の影響で中止となり、このたび2年の時を経て上演される運びとなった。出演者は主人公を演じる白石加代子のほか、久保井研、薬丸翔、湯川ひなが名を連ねている。
初日を迎え、松井は「子どもたちがとても真剣に、そして楽しそうに観てくれていて、とてもよかったです。」「子どもが冒険する、ちょっと知らない世界に足を踏み入れることは、ちょっと怖かったり、わくわくしたりする。そういう気持ちが客席にあると、自分もそういう気持ちになって、また新たに冒険しようという気持ちになりました。」とコメント。また白石は「今日はたくさんのお子さんに観ていただいたことをとても感謝しています。」「この舞台がどういう風に子どもたちの心の中に残って、大人になってから思い出してどんな風に感じるか、とても楽しみです。」と語っている。
本作は8月21日まで上演される予定だ。