「瀬戸内国際芸術祭2025」来春4月18日より開催 過去最多となる17のエリアで作品を展開、美術館連携プログラムも
とともに取り組む企画展も予定されている。ニュージーランドからは、2024年のヴェネツィア・ビエンナーレで金獅子賞を受賞したマタホ・コレクティブに所属するサラ・ハドソンが参加。ほかにも、ヤコブ・ダルグレン(スウェーデン)、レオニート・チシコフ&マリーナ・モスクヴィナ(ロシア)らの参加が発表されている。また、UNHCRとの共同企画では、写真家のホンマタカシが、難民の背景をもつ人々ひとりひとりの物語に光をあてる写真展が開催される。
サラ・ハドソンの過去作品
ヤコブ・ダルグレンColor Reading and Contexture
レオニート・チシコフ《月への道》Photo:Keizo Kioku
「瀬戸内国際芸術祭」では、これまでもアジアの国々との交流も深めてきたが、今回はこれまで以上にその関係性を深め、「瀬戸内国際芸術祭」がアジアの文化芸術の中核を担っていくことを目指す。ジャッガイ・シリブート(タイ)、プ・ジヒョン(韓国)、雲門舞集(台湾)ら、アジア各国のアーティストが参加予定だが、今年は特にベトナムにフォーカス。香川県立ミュージアムでベトナムの現代美術を紹介する展覧会が行われるほか、高松港周辺では、食や文化を紹介するマーケットが開催される予定だ。