豪州代表主将とNZ代表前主将が強力タッグ、トヨタ悲願のトップリーグ初優勝へ
ターゲットは22年ぶりの日本一だ。トヨタ自動車ヴェルブリッツが栄冠に輝いたのは1998年度までさかのぼらなければならない。前身の『全国社会人ラグビーフットボール大会』の時である。
2004年度にスタートした『ジャパンラグビー トップリーグ』では2007年度の3位が最高位。4位はじつに6回を数える。『トップリーグカップ2018-2019』こそ優勝したものの、この大会は日本代表を除いたメンバーで行われた短期集中のカップ戦であった。
トヨタ自動車はサントリーサンゴリアスやパナソニック ワイルドナイツ、東芝ブレイブルーパス、神戸製鋼コベルコスティーラーズまたはヤマハ発動機ジュビロなどとともに4強の一角に挙げられることはあったが、あくまで4番手。社会人ラグビー時代の強豪は『トップリーグ』では4強の壁を突破できずにいた。
(写真左より)サイモン・クロンヘッドコーチ(トヨタ自動車ヴェルブリッツ)、スティーブ・ハンセンディレクター・オブ・ラグビー(同)
タイトルが遠いトヨタ自動車だが18年目、最後の『トップリーグ』で目指すのは悲願の初優勝である。2月15日にサイモン・クロンヘッドコーチ(HC)