くらし情報『『Nerhol 水平線を捲る』千葉市美術館で開催中 千葉市の花「オオガハス」を用いた新作の展示も』

『Nerhol 水平線を捲る』千葉市美術館で開催中 千葉市の花「オオガハス」を用いた新作の展示も

Nerholは、マッカーサー記念室(連合国軍最高司令官ダグラス・マッカーサーの執務室)の内装や窓から見える風景などを撮影したもの、朝日新聞社フォトアーカイブの戦中戦後の記録写真や資料などを素材としている。

『Nerhol 水平線を捲る』千葉市美術館で開催中 千葉市の花「オオガハス」を用いた新作の展示も

《Remove》2019年第一生命保険株式会社蔵
『Nerhol 水平線を捲る』千葉市美術館で開催中 千葉市の花「オオガハス」を用いた新作の展示も

アーカイブ記録を素材とした作品群。リース壁(展示壁の再利用)をあえて壁紙を貼らずに採用写真提供:千葉市美術館
人や場所に「固有」のものを探すと、移動や融合など、変化の歴史に接することもある。「帰化植物」もそのひとつ。道端のシロツメクサも、自生地から日本国内に持ち込まれ、野生化した外来種だ。グローバリゼーションなど、人間の社会活動の影響を受けながら、人間の生とは異なる時間と空間を孕んでいる。また、紙を削った白い部分と写真部分も見比べてみてほしい。

『Nerhol 水平線を捲る』千葉市美術館で開催中 千葉市の花「オオガハス」を用いた新作の展示も

シロツメクサをモチーフにそれぞれ距離の異なる5枚組の絵画《Trifolium repens》2023年。手前は、植物が石化した珪化木による《Read the Historical facts》2024年写真提供:千葉市美術館
さらに近年は、素材となる紙そのものから制作している。
今回のリサーチでは、植物学者の大賀一郎が千葉市内の古い地層から発見し、発芽に成功したことから市の花として親しまれているオオガハスに着目。

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