岡田准一『燃えよ剣』で「世界に」 山田涼介は「エマ・ワトソンに会いたい」
司馬遼太郎の歴史小説を映画化した『燃えよ剣』の初日舞台挨拶が10月15日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。新選組副長・土方歳三役の主演・岡田准一をはじめ、土方と惹かれ合うお雪を演じる柴咲コウ、鈴木亮平(新選組局長の近藤勇役)、山田涼介(沖田総司役)、尾上右近(会津藩藩主・松平容保役)、伊藤英明(初代筆頭局長・芹沢鴨役)、原田眞人監督が登壇し、およそ1年半の公開延期を経た念願の初日に喜びを爆発させた。
100%稼働となった客席を前に、岡田は「2時間半近い、疲れが残るくらい濃厚な映画を見ていただき、幸せです。初日というものは、僕らにとって大切なもの」と感謝の意。「本格的な時代劇がなかなか作りづらい時代ですが、こういう作品がヒットしてくれることを願い、(作品づくりに)臨んでおります」と作品への燃える思いを語っていた。
『関ケ原』に続き、岡田とタッグを組んだ原田監督も「我々はこの光景を思い描きながら、大変な撮影を乗り越えて、走ってきた」と熱気あふれる会場の雰囲気に感激しきり。「この映画が40億、50億とパーンとヒットしたら、ここにいるみんなで『新選組血風録』をできるかもしれない。