2024年4月5日 18:15
佐藤隆太らが善悪の定義を問う『GOOD』いよいよ開幕 キャストコメント&舞台写真が到着
(撮影:中西月緒)
舞台『「GOOD」-善き人-』が、2024年4月6日(土) に東京・世田谷パブリックシアターで初日を迎える。このたび、初日前会見と公開フォトコールが4月5日(金) に行われた。
『「GOOD」-善き人-』は、ローレンス・オリヴィエ賞受賞演出家のドミニク・クックが、C・P・テイラーの戯曲をリバイバル上演した作品。ローレンス・オリヴィエ賞ベストリバイバル賞をはじめ4部門ノミネートされ、イギリス演劇界で話題となった。
物語は1930年代のドイツを舞台に、ヒトラー政権下の善良な市民たちの心理を生々しく描き、善悪の定義を問う内容となっている。また、シリアスな中にもユーモアを織り交ぜた生演奏や、歌唱シーンも見どころだ。
ジョン・ハルダー教授役を佐藤隆太が務めるほか、共演には萩原聖人、野波麻帆、藤野涼子、北川拓実、那須佐代子が集結。演出は、2021年にKAAT神奈川芸術劇場芸術監督に就任した長塚圭史が手がける。
佐藤は初日を迎えるにあたり、「チラシをみて難しい印象をもたれているかもしれませんが、今回生演奏や歌もあり、音楽や歌の力を借りて、わかりやすく物語をお届けします。時代や環境は違っても、皆さんに共感していただける作品ですので、是非劇場に足を運んでください」