横浜流星&飯豊まりえが“なくしたもの”とは? 『いなくなれ、群青』初日舞台挨拶
シリーズ累計90万部を突破した河野裕による同名青春ファンタジー小説を映画化した『いなくなれ、群青』の初日舞台挨拶が9月6日、東京・新宿バルト9で行われ、横浜流星、飯豊まりえ、矢作穂香、松岡広大、松本妃代、中村里帆、柳明菜監督が登壇した。
捨てられた人々が集う「階段島」を舞台に、「不幸じゃなければ、幸福だと言い張ることだってできる」と考える悲観的な主人公の七草(横浜)と、自分が島にいることに「納得できない」と憤慨する幼なじみ・由宇(飯豊)が、島からの脱出を試みる。明らかになる真相が突きつける“現実”とは?
主演を務めた横浜は「本当に幸せです。1人でも多くの皆さんに見てほしいです」と感無量の面持ち。実写化は「すごく高い壁だった」と明かし、「世界観やセリフがとても難しいというか、(俳優として)どう表現したらいいのかと……」と振り返った。その上で入念なリハーサルを重ねたそうで「みんなで一緒にリハーサルを進めるなかで、自分自身の期待も膨らんだ」と話していた。
そんな横浜の言葉を受けて、飯豊も「あのリハーサルがなければ、こういう風には撮れていない。それくらい複雑で、簡単じゃない役柄でした」