くらし情報『reGretGirl 『SUMMER ONEMAN LIVE 2024 “ひとりだと思わないためのホール編”』 初めての試みを満載した東京初ホールワンマン公演レポート』

reGretGirl 『SUMMER ONEMAN LIVE 2024 “ひとりだと思わないためのホール編”』 初めての試みを満載した東京初ホールワンマン公演レポート

reGretGirl『SUMMER ONEMAN LIVE 2024 “ひとりだと思わないためのホール編”』


Text:石角友香Photo:ひの

reGretGirl(リグレットガール)が初のホールワンマン公演を開催した。今夏、彼らはワンマン公演を大阪では大阪城野音、東京では昭和女子大学 人見記念講堂で行うという、異なるシチュエーション、異なるセットリストで実施。そこにはバンドがもう一段ステップアップして存在感を増すというモチベーションももちろんあったと思うのだが、東京のホール編のタイトルである“ひとりだと思わないための〜”という文言通り、reGretGirlの音楽が鳴る場所でリスナーがどんな気持ちでいて欲しいのか?をより明確にするための挑戦でもあったと思う。曲が持つストーリー性を増幅する映像演出や、ホールだからこそ逆に自由度を増したライブをレポートしていこう。

ステージを覆う紗幕に青いバンドロゴ。ファンを迎え入れる最初のビジュアルからしてホールならではの規模感だ。開演時間になると、そこにスマホの縦型画面で切り取られたさまざまな夏を過ごすカップルや仲間などの情景が投影され、8月の終わりという時期も相まって少し切ない気分に浸る。そして、程なく紗幕の向こうで演奏するメンバーが映し出された。


reGretGirl 『SUMMER ONEMAN LIVE 2024 “ひとりだと思わないためのホール編”』 初めての試みを満載した東京初ホールワンマン公演レポート


オープナーは初期曲で最近再録バージョンをリリースした「帰り道」

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