2023年9月4日 17:00
新たな『ロミオとジュリエット』像を 高杉真宙、藤野涼子らキャスト6人が語る!
高杉真宙と藤野涼子がタイトルロールの若きカップルを演じる『ロミオとジュリエット』。これまで数多くの俳優やスタッフが挑んだウィリアム・シェイクスピアによる不朽の名作に、演出の井上尊晶をはじめとするカンパニーはどう向き合っているのか──。開幕まで1ヵ月を切った稽古場に集った若手キャスト、ロミオ役の高杉、ジュリエット役の藤野、ベンヴォーリオ役の矢部昌暉、マキューシオ役の新原泰佑、ティボルト役の三浦獠太、パリス役を務める佐伯大地の6人に話を聞いた。
悲劇の底へ向かう新たな『ロミオとジュリエット』像を
──『ロミオとジュリエット』への出演が決まって感じたことは?
高杉舞台をやっていく中で、いつか本格的なシェイクスピア作品に挑戦したいと思っていました。中でも誰もが知っている『ロミオとジュリエット』に、ロミオとして出演できる機会をいただいて嬉しく思っています。自身の中に役を落とし込んで解釈しながら、皆さんと一緒に新しい『ロミオとジュリエット』像を見せられたら。
藤野私も、ジュリエットは女優として一度は取り組んでみたいと感じていた役だったので嬉しかったです。
高校生の時に『ロミオとジュリエット』の戯曲を読んだことがあって、ずっと憧れていて。