野村万作・萬斎・裕基、狂言三代が織りなす「狂言劇場」よりスペシャルムービー公開
「狂言劇場その九『武悪』 『法螺侍』 / 『舟渡聟』『鮎』」が6月18日(金)~27日(日)にかけて、世田谷パブリックシアターで上演される。この度、本作のスペシャルムービーが公開となった。
「狂言劇場」は芸術監督・野村萬斎により、古典芸能という枠にとどまらず「“舞台芸術=パフォーミングアーツ”としての狂言」というコンセプトに基づき、2004年にスタート。
世田谷パブリックシアターの劇場空間に特設能舞台を設置し、数々の名曲を上演するほか、舞の新作『MANSAIボレロ』を発表するなど、狂言の多角的な魅力を提示してきた。劇場空間ならではの、オリジナリティあふれる舞台美術・新演出は毎回話題だ。
今回はシリーズ初登場となる古典狂言『武悪』『舟渡聟』に加え、『法螺侍』と『鮎』という現代狂言2作品が、あらたな配役、あらたな演出でついに世田谷パブリックシアターに立ち上がる。
『法螺侍』では、これまで野村万作が演じてきた洞田助右衛門に野村萬斎が、野村萬斎が演じてきた太郎冠者に野村裕基が、それぞれ初めて挑戦。また、文学と狂言の出会いとも言える、作家・池澤夏樹が初めて書き下ろした狂言『鮎』の上演にも注目だ。