スティーブン・スピルバーグが、パーソナルな映画を作ろうとしているようだ。
アリゾナで育った子供時代の思い出にもとづくもので、ミシェル・ウィリアムズが出演を交渉しているという。ウィリアムズの役は、スピルバーグの母にインスピレーションを得ているが、その通りではなく、独立したキャラクターということだ。スピルバーグは脚本も共同執筆する。タイトルは未定。来年の公開を目指し、この夏に撮影をスタートする予定。
スピルバーグの次回公開作は、ミュージカル映画「West Side Story」。映画は完成しているが、コロナで公開が延期になっている。
ウィリアムズの最新作は、現在日本公開中の「秘密への招待状」。
文=猿渡由紀