島﨑信長×浦 和希「ふたりにとっての“エゴ”とは?」【劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-】
浦と島﨑が本作の魅力として語るのも、その“エゴ”。
浦:なかなか切り込めなかったところに切り込んでいるところがすごいですよね。
上を目指すうえで、これくらいのマインドでいなきゃだめだよねっていうことと、“言っていいんだ”“頑張っていいんだ”っていうことをあらためて教えてくれているなって。
僕はこの作品って自己啓発本だと思っているんですが、本当に背中を押してくれる、哲学的で精神的なところを支えてくれるのが『ブルーロック』の魅力だと思います。
島﨑:ちゃんと人間を描いているから、自己啓発本って言えるものにもなるんだよね。
あと、これだけの人に刺さるのは、浦くんの言葉のとおりここまで自分を主張して“言っていいんだ”というのがあるんだと思います。
今の世の中、どこかやっぱり右に倣えのところがあるので、俺が俺がっていう“エゴ”の部分が痛快なんじゃないかな。
しかもちゃんと努力して足搔いている人たちが言っているから、刺さるんだと思います。
“エゴ”って言うと悪く聞こえるかもしれないけれど、やっぱり必要なものですよね。
島﨑、浦にとっての“エゴ”とは?
では、声優の仕事においてもエゴはあって、それはやっぱり必要なのものなのだろうか。