2023年6月2日 12:30
櫻坂46、全国ツアー千秋楽でスペシャル構成の「BAN」や新曲「Start over!」を初披露【レポート】
そんな三期生の熱演を受け、森田をはじめとする先輩たちも一糸乱れぬ高度なダンスで存在感の強さを発揮するなど、この編成ならではの化学反応を楽しむことができ、客席からは惜しみない拍手が送られた。
ライブもいよいよクライマックスに突入する。感傷的なSEに乗せて、ステージ上空から満開の桜の木が登場し、桜の花びらが舞い始める。すると、サブステージから姿を現した守屋がゆっくりとメインステージに向かって歩き出す。そして、守屋がメンバーと合流すると、美しいメロディとサウンドに乗せて「桜月」を華麗にパフォーマンス。情緒に満ちた歌声と感情が溢れ出すエモーショナルなダンスの相乗効果が、楽曲の持つドラマチックさをより向上させる結果に。エンディングではメンバーに背中を押された守屋が再びサブステージへと歩いていき、上空から降りてきた円形LEDスクリーンに包まれるように姿を消すと、「Thank you Osaka」のメッセージとともにライブ本編は終了した。
1本の映画を見終えたような充足感と余韻が得られたライブ本編を終え、いよいよアンコールへ。会場内にイントロのベースフレーズが突如鳴り始めると、会場は大歓声に包まれる。