『不思議の国のアリス』の原点を辿る展覧会が、愛知県の松坂屋美術館にて開催中
出版160周年記念『不思議の国のアリス展』が愛知県の松坂屋美術館で9月21日(土)まで開催されている。
本展は、ルイス・キャロルの名作『不思議の国のアリス』の原点に迫る展覧会だ。
印象的なシーンを抜き出したフォトスポット
(C)Macmillan Publishers International Limited. THE MACMILLAN ALICE(TM)
小説『不思議の国のアリス』は、1865年に英国マクミラン社から発売され、風刺挿絵画家のジョン・テニエルが挿絵を担当。その後、マクミラン社は挿絵をカラー化したり、時には異なる画家による挿絵を交えて本作を出版してきた。
同じシーンを4人の画家が描いた作品が並ぶ
(C)Macmillan Publishers International Limited. THE MACMILLAN ALICE(TM)
この展覧会ではマクミラン社が所有する日本初公開となるカラー原画をはじめ、印刷の原版や貴重な研究資料など約250点が登場。これまでに挿絵を手がけた4人の画家の表現を同会場で一度に楽しむことができる。
芥川龍之介が翻訳に関わった作品など貴重な資料も多数展示
(C)