2021年12月2日 12:30
どのように海外文化に「適応」し、自文化を「保持」し「融合」させるのか? 展示「わたしたちはみえている - 日本に暮らす海外ルーツの人びと -」開催
多文化社会をテーマにした多国籍美術展「わたしたちはみえている - 日本に暮らす海外ルーツの人びと -」が12月11日(土)より、北千住BUoYと仲町の家で開催される。
東京都足立区を拠点に、音をテーマにしたアートプロジェクトを展開する「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」。本展示は、そのプログラムの1つ「イミグレーション・ミュージアム・東京」が約10年間の活動の集大成として企画するものだ。
展覧会では、IMM 東京が掲げる「適応」「保持」「融合」というキーワードを、ホスト&ゲストアーティストたちによる「作品展」、海外ルーツを持つ表現者たちによる「公募展」、多文化社会に取り組む団体の「活動紹介展」という3つのアプローチで紐解く。母国を離れ日本の地で暮らす彼 / 彼女らは、日々の生活の中でどのように他国の文化に「適応」し、その中で自らの文化を「保持」し、さらには「融合」しているのだろうか。
ディレクター・岩井成昭(美術家、イミグレーション・ミュージアム・東京主宰)によるステイトメントは以下の通り。
東京で開催されたオリンピック・パラリンピック終了後も、COVID-19に行動を限定される生活が続いています。