2021年6月20日 12:00
待望の「キュッヒル・カルテット」公演開催! サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン2021
©Winnie Küchl, Wolf-Dieter Grabner
3年ぶりに「チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)」に登場する「キュッヒル・クァルテット」公演の開催が確定した(6月24、25、26日:サントリーホール・ブルーローズ)。当初6月22日(火)に予定されていた公演は、新型コロナウィルス感染症に係る入国制限措置によって6月25日(金)に延期され、6月24、25、26日の3日間連続公演となる。この公演実現によって「室内楽の庭」たるCMGにひときわ大きな花が添えられる。
これまでに、ベートーヴェン・サイクル(2014)や、シューベルト(2016)、ブラームス(2018)の室内楽をまとめて取り上げ、ウィーンを拠点として長年活動を続けてきた「キュッヒル・クァルテット」の今回のプログラムは、“弦楽四重奏の父”ハイドン。残された約70曲の「弦楽四重奏曲」の中から厳選された今回の9曲は、まさに聴き応え充分。有名なメロディーから隠れた名作までの盛りだくさんのラインナップは、ハイドンの魅力を知り尽くした同楽団ならではのセレクトだ。
新メンバー、シュテファン・ガルトマイヤー(チェロ)