駒木根葵汰『機界戦隊ゼンカイジャー』への情熱「子どもたちに憧れられる存在になりたい」
「フッ!」とか息遣いを考えて入れていくのですが、経験がないゆえに息遣いのレパートリーもなくて……。最初に撮影の映像を見て、この場面ではこういうセリフや息遣いを入れようと考えるのですが、声優のみなさん順応のスピードが本当に早い。映像を見てテストして本番にいけてしまうのに僕は全くついていけないので、最初のアフレコはとても落ち込みましたね……。
――練習をされてきてコツは掴めてきましたか?
過去のスーパー戦隊を見返していたら、自分は考えすぎていると気がついて。同じ息遣いを使わないようにしないと!と考えていたのですが、実際は同じ息遣いとかセリフを使っているんですよ。「ハッ!ハッ!ハッ!ヤーッ!」みたいな。なので、もっと気楽にアフレコに臨もうと思いました(笑)。
――アクションについてはいかがでしょう。
幼少期から習っていた空手の経験が活かされていると感じますか?
空手で体に染みついている動きがアクションの邪魔をする場面もあって……。空手は基本的に受け身を取るのですが、今回のアクションは受け身を取らずに転びながら立ち上がらないといけません。また、蹴りも相手に当てるのを基本とする空手とは違って、当てているように見せなければいけない。