今後間違いなく国内外の映画祭で注目されるであろう田監督の最新作『空白』を含め『ヒメアノ~ル』『BLUE/ブルー』などの作品を上映が上映されるため、ぜひその強烈な才能を劇場で目の当たりにしてほしい。
<コメント>
■田恵輔監督
映画監督を目指して頑張っていた頃、東京国際映画祭は客として観に行くものでした。そこで自分の作品が上映されるとは夢にも思わなかったです。これは夢が叶ったと言っていいですよね?嬉しくて泣いてます。しかも特集上映とは嬉しくてお漏らししてます。
■第34回東京国際映画祭プログラミング・ディレクター:市山尚三
田恵輔の映画を最初に見たのは『ヒメアノ~ル』だった。こんな凄い映画を撮る監督がいたのか、と過去作をさかのぼり、それまで見ていなかったことを恥じた。ごくありふれた人々からここまでのドラマを引き出す力はただ事ではない。
『Blue/ブルー』、『空白』という2本の傑作が公開される2021年、この特集を組めたことは大きな喜びである。
■映画祭プログラマー、キュレーター:ジョヴァンナ・フルヴィ
Kuhaku (Intolerance) is a very strong film, with a very good script, good editing and acting.
(『空白』は素晴らしい脚本、編集、演技に裏打ちされた、とても強烈な作品です)