くらし情報『ロロ10周年、三浦直之が語る現在とこれから』

2019年6月20日 11:32

ロロ10周年、三浦直之が語る現在とこれから

ロロ10周年、三浦直之が語る現在とこれから


高評価のうちに放送を終えたNHKドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る。』。その脚本を手がけた三浦直之主宰の劇団ロロが今年10周年を迎え、『はなればなれたち』が6月22日(土)より吉祥寺シアターで上演される。今作とこれからについて、三浦に話を聞いた。

劇団結成10年を迎え、ふだんとは違うプロセスで作品をつくっているという三浦。「ロロでは“こんな感じでやりたい”と俳優に伝え、その場で動いてもらったものをもとに僕が戯曲を書く形が多かった。今回は戯曲を書くことと、空間や俳優への演出とをもう少し切り分けてみようと思いました。脚本家としての僕は納得がいかなくても、とにかく書いて、演出家三浦に渡す。
脚本の欠点を演劇として立ち上げたときにどうポジティブなものにできるかも演出家の仕事だから、脚本家三浦の知らない可能性を演出家である自分と俳優とでどうつくっていけるかを考える。それが脚本のリライトにつながる、という形です」。とはいえ、その変化をつくるのは簡単なことではないという。「油断すると脚本家の自分が“こんな話じゃだめだ”って言ってくる。それを振り切って、“俺は演出家だ!”って自分に言い聞かせて毎朝稽古場に向かっていました」。

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