映画作家を育てる“ndjc2019” 短編映画を撮影する若手3名が決定
2006年度から、13年間で67名の映画監督を育成し、『長いお別れ』中野量太監督、『おいしい家族』ふくだももこ監督など22名もの映像作家が商業デビューを果たした、特定非営利活動法人映像産業振興機構(略称:VIPO[ヴィーポ])が企画・運営する、文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト 2019」にて、今年度の製作実地研修に参加する映像作家3名が決定した。
8月上旬、課題撮影などを中心に実施されたワークショップでは、例年の15名から20名に参加者を拡大。その20名から、この度、製作実地研修に進む3名が選出され、現在は講師の指導により脚本開発を行っているという。
製作実地研修では、各制作プロダクションが協力し、プロのスタッフのもと、35mmフィルム撮影による短編映画の製作が行われる。映画の完成は2020年1月を予定。2月から3月にかけて、東京などで合評上映会、および劇場公開を行う見込みとなっている。
■ ndjc2019 製作実地研修参加作家3名(作家名五十音順)/推薦団体
川崎僚(かわさき りょう) / シナリオ・センター
1986 年大分県生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。