くらし情報『国も時代も異なる5名の表現への情熱にふれる『Walls & Bridges』展 21年7月より東京都美術館にて開催』

2020年12月8日 12:00

国も時代も異なる5名の表現への情熱にふれる『Walls & Bridges』展 21年7月より東京都美術館にて開催

増山たづ子 《無題》1982年 増山たづ子の遺志を継ぐ館蔵


国も時代も生きざまも異なった、5人の作品を紹介する「Walls & Bridges 世界にふれる、世界を生きる」が、2021年7月22日(木)から10月9日(土)まで、東京都美術館で開催される。

彼らには接点がないが、いずれも表現への情熱によって制作していたことが、作品を通して見て取れる。また、絵画、彫刻、写真、映像とメディアが異なっていても、生きるために制作が必要な行為であったことを感じ取れるだろう。

東勝吉は、木こりを引退して、老人ホームで暮らしていた83歳のときから、大分県由布院の風景を水彩で表現。99歳で亡くなるまで、100点以上の作品を描いた。還暦を過ぎてからカメラを持った、増山たづ子。彼女の故郷の岐阜県旧徳山村と村民を、10万カットにのぼる写真に残した。

リトアニア出身のジョナス・メカスは、難民キャンプを転々とした後、 ニューヨークに亡命。
中古の16ミリカメラで自身の身の回りを撮り、「日記映画」を残した。イタリア生まれのシルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田は、彫刻家であった夫を支え、家事と育児の合間を縫って、彫刻と絵画の制作にいそしんだ。

チェコのプラハで生まれたズビニェク・セカルは、反ナチス運動に関わった。

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