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ラフマニノフの真髄に触れるひとときを

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ラフマニノフの真髄に触れるひとときを


共に子供時代からモスクワ音楽院の名ピアノ教授たちの薫陶を受け、“ロシア・ピアニズムの正当な継承者”とも讃えられるロシア音楽のスペシャリスト、上原彩子と松田華音のデュオ・コンサートが実現する。しかもプログラムは、デュオとソロによるオール・ラフマニノフとなればこれは気になる。

2人のプロフィールを簡単に紹介しておきたい。

上原彩子(Ayako Uehara)は、1998年の第12回チャイコフスキー国際コンクール ピアノ部門において、女性として、また日本人として、史上初の第一位を獲得た逸材だ。

一方の松田華音(Kanon Matsuda)は、6歳でモスクワに渡り、ロシア最高峰の名門グネーシン記念中等(高等)学校において、外国人初の最優秀生徒賞を受賞し首席で卒業。モスクワ音楽院に日本人初となるロシア政府特別奨学生として入学し、2019年6月首席で卒業した俊英だ。

共に小柄で華奢ながら、スケールの大きなピアニズムを持ち味に、ソロ演奏はもちろん、国内外のオーケストラとの共演を重ねる日本を代表するピアニストだ。

プログラムには、ラフマニノフ20代半ばの作品から、死の3年前に書かれた最後の作品にして「最高傑作」のほまれ高い『交響的舞曲(2台ピアノ版)』までがずらりと並び、今年生誕150年のメモリアルイヤーを迎えたラフマニノフの真髄が楽しめること間違いなし。


上原彩子&松田華音
ラフマニノフピアノ・デュオ・リサイタル


6月7日(水) 19:00
サントリーホール

〜オール・ラフマニノフ・プログラム〜
12の歌 Op. 21より 第5曲「リラの花」変イ長調(松田)
練習曲集「音の絵」Op. 39より 第6曲「赤ずきんちゃんと狼」イ短調(松田)
楽興の時 Op. 16より 第6曲 ハ長調(松田)
2台のピアノのための組曲 第2番 Op. 17 (1st 松田 & 2nd 上原)
13の前奏曲 Op. 32より 第2曲 変ロ短調/第6曲 へ短調/第10曲 ロ短調(上原)
交響的舞曲 (2台ピアノ版) Op. 45(1st 上原 & 2nd 松田)
https://www.japanarts.co.jp/concert/p2021/

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2342279

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