くらし情報『市原湖畔美術館『末盛千枝子と舟越家の人々―絵本が生まれるとき―』をレポート 数々の美しい絵本を生み出した編集者の足跡をたどる』

市原湖畔美術館『末盛千枝子と舟越家の人々―絵本が生まれるとき―』をレポート 数々の美しい絵本を生み出した編集者の足跡をたどる

》1962年岩手県立美術館蔵
市原湖畔美術館『末盛千枝子と舟越家の人々―絵本が生まれるとき―』をレポート 数々の美しい絵本を生み出した編集者の足跡をたどる

展示風景舟越桂《海にとどく手》2016年、舟越道子、末盛千枝子、舟越苗子、茉莉・アントワンヌ・舟越、舟越カンナ撮影:田村融市郎(市原湖畔美術館提供)
市原湖畔美術館『末盛千枝子と舟越家の人々―絵本が生まれるとき―』をレポート 数々の美しい絵本を生み出した編集者の足跡をたどる
展示風景舟越直木撮影:田村融市郎(市原湖畔美術館提供)
2010年に岩手に移住した末盛は、翌年に起こった東日本大震災で被災。だがその後、すぐに行動を起こし、避難所の子供たちに絵本を送り、読み聞かせを行う「3.11絵本プロジェクトいわて」を瞬く間に立ち上げ、その後10年にわたって代表を務めた。絵本を通じて子どもたちの悲しみに寄り添い続けてきた末盛だからこそ実現し得たことだろう。会場ではプロジェクトの全容を、写真パネルや国内外から寄せられたメッセージなどで紹介している。

市原湖畔美術館『末盛千枝子と舟越家の人々―絵本が生まれるとき―』をレポート 数々の美しい絵本を生み出した編集者の足跡をたどる

展示風景3.11絵本プロジェクトいわて撮影:田村融市郎(市原湖畔美術館提供)
市原湖畔美術館『末盛千枝子と舟越家の人々―絵本が生まれるとき―』をレポート 数々の美しい絵本を生み出した編集者の足跡をたどる

全国から届けられた絵本が入っていた段ボールに書かれていたメッセージの展示
絵本を通して人生の悲しみと希望、そして美しさを伝えたいという強い思いのもと、行動し続けてきた末盛千枝子。そのたおやかで力強い作品と人生に触れてみてほしい。

<開催情報>
『末盛千枝子と舟越家の人々 —絵本が生まれるとき—』

2023年4月15日(土)

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