映画から40年を経て『サタデー・ナイト・フィーバー』舞台版が来日
Photo:Pamela Raith
1977年に製作され、大ヒットした映画『サタデー・ナイト・フィーバー』。ジョン・トラボルタの独特な決めポーズで世界的に知れ渡っている、ディスコ文化のアイコンだ。2018年、イギリスで初演された舞台版が、ついに日本にやってくる。12月13日(金)の開幕が、目の前に迫ってきた。
あの有名すぎるディスコ・チューンに、うずうずしてしまう向きも多いだろう。劇中の楽曲はビージーズが手がけ、世界的なヒットを記録した。もちろん、舞台版もそれらの楽曲をふんだんに使用。ビージーズを思わせる3人組の歌い手たちが、物語を大いに盛り上げる。
臨場感あふれる舞台構成は、映画ファンならずともわくわくする展開だ。
物語の主人公はペンキ屋の店員・トニー。土曜の夜、ディスコで踊り狂うことだけを楽しみに生きてきた彼が、自立した生き方を貫く女性・ステファニーに恋をする。彼女に見合った男になるべく、トニーはダンスコンテストに出場する……。
トニーを演じるのは、マシュー・ボーンの『白鳥の湖』に主演したリチャード・ウィンザー。息もつかせぬディスコ音楽から、観る者を釘付けにするソロ・ダンスまで、振り幅自在の踊りを見せる。