七五三掛龍也&吉澤閑也主演、ダークファンタジーの傑作『ダブリンの鐘つきカビ人間』ミュージカル版本日開幕
ダークファンタジーの名手・後藤ひろひとが1996年に生み出し、2002年、2005年、2015年と上演が重ねられてきた『ダブリンの鐘つきカビ人間』が、ミュージカルとして生まれ変わる。脚色と演出を手掛けるのは、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズや堂本光一主演の『チャーリーとチョコレート工場』、東京2020パラリンピック開会式などで知られるウォーリー木下。ケルト民話を思わせるファンタジックな世界観を持つ作品に合わせ、ケルト音楽に造詣の深い中村大史が音楽を担い、Travis Japanの七五三掛龍也と吉澤閑也が主演を務める。
中世アイルランドを思わせる不思議な土地を旅していた聡(吉澤)と真奈美(加藤梨里香)は、一夜の宿を求めて立ち寄った洋館で、そこに住む老人(松尾貴史)の語る昔話に心奪われる。それは昔むかし、この土地を不思議な病が襲っていた時のこと。人それぞれ症状が異なるなかで、最も不幸だったのは、心は水晶のように美しいが醜い容姿となってしまったカビ人間(七五三掛)だった。村人たちに疎まれていた彼はある日、思っていることと反対の言葉しか話せなくなったおさえ(伊原六花)