くらし情報『桐谷健太、『醉いどれ天使』で12年ぶり舞台出演 「戦後の獣のような感覚を舞台で見せることができたら」』

2021年6月29日 12:00

桐谷健太、『醉いどれ天使』で12年ぶり舞台出演 「戦後の獣のような感覚を舞台で見せることができたら」

ビジュアル撮影のため役柄の扮装で取材に応じた桐谷健太 撮影:渡邊明音

撮影:渡邊明音



巨匠・黒澤明が志村喬、三船敏郎らを迎え、貧しい医師と闇市のやくざの姿を通じて戦後の混沌を鮮やかに描き出した名作『醉いどれ天使』が舞台化! 三池崇史が演出を担当し、三船が演じた戦争帰りの若いやくざ・松永を桐谷健太が演じる。2009年上演の『恋と革命』以来、2度目の舞台出演となる桐谷は、黒澤映画の傑作の舞台化、昭和の日本を代表する名優が演じた役柄にどのように挑むのか?

想像していない松永が自分の中から出てきて止まらなくなるかも

「“つながったな‥…”という感じ」――。桐谷は本作への出演が決まった心境をそんな、少し曖昧な言葉で表現する。「そこはもう自分の中の感覚の話なんですけど……(笑)。何というか、水と水がくっついて、大きな塊になる感じに似ているのかな?」

補足すると、本作の制作が発表された際、桐谷は公式のリリースで「東京に出てきて間もない頃、色んな人に目がギラついてるねと言われたあの頃、ひとりのおっちゃんに『お前の眼光は往年の三船敏郎みたいやな』と言われ、ちょっぴり嬉しく想ったことを覚えています」というコメントを発表している。そして三池監督は、桐谷の飛躍のきっかけともなった20代のヒット作のうちのひとつ『クローズZERO』シリーズの監督。

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