くらし情報『桐谷健太、『醉いどれ天使』で12年ぶり舞台出演 「戦後の獣のような感覚を舞台で見せることができたら」』

2021年6月29日 12:00

桐谷健太、『醉いどれ天使』で12年ぶり舞台出演 「戦後の獣のような感覚を舞台で見せることができたら」

「つながった」という言葉には、若い頃に桐谷の胸に刻まれた、忘れられない記憶や経験がひとつの作品に集約されたという思いがあるのかもしれない。

舞台版の脚本を手がけるのは近年、次々と話題の舞台を世に送り出している蓬莱竜太。桐谷は舞台版の脚本について映画と比べて「しっかりと“答え合わせ”がされている」と語る。

「もちろん、映画の『醉いどれ天使』はすごい作品ですけど、あの時代(※公開は終戦の3年後の1948年)の人々が観てスーッと入れる部分が大きかったと思う。決してすごく説明している作品ではなく、そこが素敵な映画なんですけど、いまの人が観てもわからない部分もあると思います。舞台版は、いまの人が観てもすごく沁みこんでくる作品になっていると思います」。

桐谷健太、『醉いどれ天使』で12年ぶり舞台出演 「戦後の獣のような感覚を舞台で見せることができたら」

舞台『醉いどれ天使』メインビジュアル1
桐谷健太、『醉いどれ天使』で12年ぶり舞台出演 「戦後の獣のような感覚を舞台で見せることができたら」
舞台『醉いどれ天使』メインビジュアル2
舞台出演はおよそ12年ぶり。「舞台に関してはド新人です」と笑う。インタビューが行われたのは、4月の下旬のポスター撮影が行われた日。まだ稽古の開始まで時間はあるが、いまの時点でこの作品が自身のキャリアにとっても、重要な一作になるという予感、いや、確信を抱いている。

「舞台でしか出せない生の感覚がある。

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