白鳥の創作落語と音楽のコラボがコンセプト『白鳥ノ音噺 vol.2』
映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。
【水先案内人 広瀬和生のおススメ】
今年5月に二夜に亘って初開催された『三遊亭白鳥ノ音噺』は、白鳥の創作落語と音楽のコラボがコンセプト会。初日は津軽三味線奏者の駒田早代が『雪国たちきり』で、二日目は箏奏者の木原朋子が『船徳 お初徳兵衛』でコラボした。
11月に開催されるVol.2では白鳥が『札所の霊験 改メ 普段の正拳』で筝奏者の木原朋子と共演、ゲストに迎えた蝶花楼桃花は白鳥作『メルヘンもう半分』を演じ、こちらは長唄三味線の東音穂積大志が参加する。この「音噺」は白鳥作品の持つ劇的な要素が絶妙に入ってくる音楽との相乗効果で大きな感動を生む画期的な試みだ。
「Vol.1」の2公演を観た僕は想像を遥かに超える素晴らしさに胸を打たれた。これは単なる「落語と音楽のコラボ」ではなく、「音噺」という新しいジャンルの芸術と言えるだろう。必見!
<公演情報>
『白鳥ノ音噺 vol.2』
2024年12月2日(月) 東京・としま区民センター
開場 18:30 / 開演 19:00
■出演
三遊亭白鳥『普段の正拳』
蝶花楼桃花『メルヘンもう半分』
■チケット
前売:3,800円
当日:4,300円
※全席自由
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