2023年10月20日 10:25
浦井健治×中嶋朋子で恋の行く末を描く シェイクスピア、ダークコメディ交互上演『終わりよければすべてよし』開幕
(撮影: 引地信彦)
シェイクスピア、ダークコメディ交互上演の二つ目の作品『終わりよければすべてよし』が、10月19日(木) に東京・新国立劇場 中劇場で初日を迎えた。
シェイクスピアの戯曲の中では上演数もそれほど多くはなく、登場人物も屈折したキャラクターが多く、"ダークコメディ(暗い喜劇)"と呼ばれる『尺には尺を』と『終わりよければすべてよし』。この2作は同時期に執筆されたと推測され、悲劇とも喜劇ともつかない、その結末から「問題劇」とも分類される。なお10月18日(水) からは『尺には尺を』の上演がスタートしている。
『終わりよければすべてよし』では、浦井健治演じる「バートラム」と中嶋朋子演じる「ヘレナ」の恋の行く末や、亀田佳明演じる「ぺーローレス」の顛末が描かれ、客席は度々笑い声に包まれた。公演期間は11月19日(日) まで。
<公演情報>
シェイクスピア、ダークコメディ交互上演『尺には尺を』『終わりよければすべてよし』
10月18日(水) ~11月19日(日) 新国立劇場 中劇場
作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:小田島雄志
演出:鵜山 仁
【キャスト】
岡本健一浦井健治中嶋朋子ソニン
立川三貴吉村 直木下浩之那須佐代子勝部演之
小長谷勝彦下総源太朗藤木久美子川辺邦弘亀田佳明
永田江里内藤裕志須藤瑞己福士永大 宮津侑生
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2344787
公式HP:
https://www.nntt.jac.go.jp/play/shakespeare-dark-comedy/
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