山崎賢人、主演作『劇場』封切りに喜びと感謝 世界同時配信も「ポジティブに」
新型コロナウイルスの影響で公開が延期になっていた映画『劇場』が7月17日、東京・渋谷のユーロスペースをはじめ全国18スクリーンで封切り。加えて、Amazon Prime Videoでの全世界独占配信がスタートした。同日、主演の山崎賢人とメガホンをとった行定勲監督が、都内で行われた初日リモート舞台挨拶イベントに出席し、映画公開への思いを明かした。
又吉直樹が芥川賞受賞作「火花」より前に書き始めた恋愛小説を映画化。前衛的な作風が災いし、主宰する劇団の開店休業が続く脚本家兼演出家の永田(山崎)が、理想と現実のジレンマと苦闘する。映画には山崎をはじめ、女優になる夢を抱き上京したヒロイン役の松岡茉優、寛一郎、伊藤沙莉、三浦誠己、浅香航大らが出演している。
当初の予定に比べ、公開規模は縮小されたが、それでも山崎は「“劇場”で見てほしい作品なので、こういう風に初日を迎えられてうれしい。足を運んでいただき、ありがとうございます」と喜びと感謝の声。
全世界での同時配信については「こういう時期だからこそ、こういう試みになった。世界中の皆さんに伝わっていけばいいとポジティブに捉えられれば。(コロナ禍の影響を)