くらし情報『最注目の現代アートチーム「目」による美術館初の個展が千葉市美術館で開催』

最注目の現代アートチーム「目」による美術館初の個展が千葉市美術館で開催

目「非常にはっきりとわからない」イメージPhoto by Max Pinckers


国内外で大きく注目を集めている現代アートチーム「目」の美術館初となる大規模個展『目非常にはっきりとわからない』が、11月2日(土)から12月28日(土)まで千葉市美術館にて開催される。

アーティスト荒神明香、ディレクター南川憲二、インストーラー増井宏文を中心メンバーに、2012年に結成された現代芸術活動チーム「目」。

2014年の宇都宮美術館でのプロジェクトでは、おじさんの顔を空に浮かび上がらせたり、2015年の越後妻有アートトリエンナーレでは、全く同じ形をした2つの巨大な岩を出現させるなど、独創性に満ちた作品で鑑る者に驚きを与えてきた。

同展はそんな彼らによる美術館初の個展。千葉県にある地球磁場逆転地層、チバニアンに発想のヒントを得た新作を発表する。

チバニアンによって示されるように、未だに原因が解明できないような天変地異の連続の上に、私たちの現実という地表の世界は成り立っている。「そんな、自分たちにはどうにもならない途方も無いような視点から、もう一度自分たちを取り巻く現実や千葉市美術館という空間をみてみたい」との思いから、展示物に加え、鑑賞者の動きや気づきを含む千葉市美術館の施設全体の状況を、大型インスタレーション作品として展開する。

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