くらし情報『三島由紀夫原作『薔薇と海賊』霧矢大夢、多和田任益、田村芽実よりコメント到着』

2021年11月24日 15:30

三島由紀夫原作『薔薇と海賊』霧矢大夢、多和田任益、田村芽実よりコメント到着

unrato#8『薔薇と海賊』出演者


2022年3月に上演される舞台unrato#8『薔薇と海賊』より、キャストコメントが到着した。

1958年に発表され同年、文学座が初演した『薔薇と海賊』は、虚実の夢と純愛が詰め込まれた異色のファンタジー。三島由紀夫自身がこの舞台を涙を流しつつ観ていたという逸話も残されている。童話作家の楓阿里子邸。そこに、阿里子の童話のファンで30歳の松山帝一が訪ねてくる。帝一は、自分を童話の中の主人公・ユーカリ少年だと信じている知的障害の青年で、後見人の額間に付き添われてやってきた。楓邸は童話の世界のように仕立てられ、阿里子は19歳の娘・千恵子にも登場人物のニッケル姫の扮装をさせていた。帝一はこの家にずっと住みたいと言い出し、阿里子と帝一の夢の世界のような純愛が始まる。
千恵子は額間と出会い、押し込めてした本音があふれ出て来る。帝一の登場で、阿里子の夫の重政、その弟の重巳との館での生活にもひずみが生まれていくのだが……。出演者には、霧矢大夢、多和田任益、田村芽実、須賀貴匡、鈴木裕樹、大石継太、飯田邦博、羽子田洋子、篠原初実、松平春香が名を連ねた。この度、出演者の中から霧矢、多和田、田村より、公演に向けて、意気込みのコメントが寄せられている。

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