百田夏菜子、『すくってごらん』で共演した尾上松也に感謝「一番近くで応援してくださった」
世界初の金魚すくいマンガにして、「このマンガがすごい!」にもランクインした大谷紀子による同名漫画を映画化した『すくってごらん』の公開記念舞台挨拶が3月13日、東京・TOHOシネマズ日本橋で開催。映画初主演の尾上松也、共演するももいろクローバーZの百田夏菜子、柿澤勇人、石田ニコル、真壁幸紀監督が出席した。
順風満帆なエリート銀行員人生から外れ、左遷されたプライドは高いがネガティブな男・香芝誠(尾上)が、世界一静かで優雅なスポーツと言われる“金魚すくい”や、それを取り巻く人々と出会い、成長していく。
共演陣から頼れる座長ぶりを称えられた尾上は「僕も含めて、皆さんにも楽しい空気でお仕事していただくのが、主演である自分の課題」だと語り、「チャレンジングな精神に共鳴し、僕で良ければ、お力添えできればと思ったし、思いを1つにできるメンバーがこうして揃ったのは奇跡。皆さんに“すくわれた”」と初主演映画の封切りに感激。
真壁監督から「主役として華があり、歌えて、コメディもこなし、情けなくも見える。そんな令和の喜劇役者を求めていたし、尾上松也さんしかいない」と太鼓判が押されると、「いや~、よくよく考えてみても、おれしかいないかも」