舞台『さるすべり』開幕　渡辺えり古稀記念連続公演『鯨よ！私の手に乗れ』『りぼん』上演が決定

オフィス３００主催の舞台『さるすべり』が、4月6日(土) に東京・紀伊國屋ホールで開幕。8日(月)には開幕会見が行われ、渡辺えりの古稀を記念した連続公演『鯨よ！私の手に乗れ』『りぼん』が、2025年1月に東京・本多劇場で上演されることが発表された。

『さるすべり』は、恋、戦争、学生運動など、様々な混迷の時代を生きて来た姉妹のストーリーに、映画『八月の鯨』を舞台で演じようと劇場に集合したふたりの女優のいさかいが交錯して虚実入り混じったシュールな世界へと誘われる、劇場と演劇に恋したふたりの女を描いた作品。不思議な姉妹を高畑淳子と渡辺が演じる。


舞台『さるすべり』より（撮影：加藤春日）
舞台『さるすべり』より（撮影：加藤春日）
会見では高畑を『さるすべり』にオファーした経緯が渡辺の口から語られた。高畑と舞台で以前共演した際、同世代で観てきた芝居も一緒で、意気投合したのがきっかけだったとのことで、稽古中も話が盛り上がりすぎて「静かにしてください」と、何回も演出家に怒られてしまったという。高畑の演技については「本当に面白いです」と太鼓判を押した。


舞台『さるすべり』より（撮影：加藤春日）