高橋一生が4時間の特殊メイクで挑む『脛擦りの森』最新予告映像&本ポスター公開
(C)『脛擦りの森』プロジェクト
4月10日(金)に公開される映画『脛擦りの森』の最新予告映像と本ポスターが公開された。
本作は、荒木飛呂彦の人気コミックを実写化した『岸辺露伴は動かない』シリーズをヒットに導いた渡辺一貴監督と主演の高橋一生が再びタッグを組んだ初のオリジナル作品で、岡山に伝承される妖怪「すねこすり」をモチーフに、美しくも残酷な愛の物語を描く。
人里から離れた深い森で、足に傷を負った若い男は、女の甘い歌声に導かれ、古い神社にたどり着く。そこには謎の男と若く美しい妻が暮らしており、若い男はそこで夢のような、時の止まったような時間を過ごすが……。
予告映像では、森の奥深く、大きく口を開けた洞窟の先に現れた古めかしい神社とヴァイオリンの音色が響き、冒頭から神秘的な世界へ観るものを引き込む。足に傷を負い彷徨い歩く若い男と、優しく迎える謎の女・さゆりの姿は、一見穏やかなぬくもりに包まれているようで、ロウソクが吹き消された瞬間に場面は一気に“妖しい”世界へ。
境内でひとり碁を打つ老人の語りかけるような背中のカットに続いて、「あなたのことを待っていたんです」とつぶやかれた言葉は、一体誰に向けられているのか。そして「思へども なほあやしきは──」という女の歌声とともに、見てはいけないものを目にしてしまったかのような若い男の表情。
恐ろしさに震える男が森の中で目にしたものとは。
監督の渡辺との再タッグについて「より言葉の少ない世界に入ってお芝居ができることへの楽しみがあった」という高橋は、本作で4時間におよぶ特殊メイクによって森の奥深くで暮らす老人に扮した。高橋は演じた老人について、「劇中にもありますが、薪割りができる程度の体は持っており、実際どのくらいの年齢なのかという想像もスタッフの皆さんでしていました」と語る。
また、特殊メイクを施した姿は「おそらく120歳くらいにまでならないと、(今回の姿のようには)ならない。(ただ動きが)あまりにも老人になり過ぎてしまうのもどうなんだろうと」と明かしつつ、「一般的な人間の時間の流れとはちょっと違った次元に入り込んでしまっているという意味では、あのくらいの存在になっていても大丈夫かなということも、皆さんと話し合いながら決めていきました」と振り返る。謎の女・さゆり役には、弱冠17歳の新星・蒼戸虹子。そして森に迷い込む若い男を、第78回カンヌ国際映画祭監督週間に出品された『見はらし世代』で初主演を果たした黒崎煌代が務める。本作の妖しくも美しい世界を彩るヴァイオリンを奏でるのは、国際的に活躍中のヴァイオリン奏者・福田廉之介。
全編岡山ロケの本作で、福田自身も岡山出身であり、この地への巡り合わせも感じさせる。
併せて公開された本ポスターは、予告映像でも描かれた、老人のさまざまな感情が入り混じった表情が印象的なビジュアルにとなっている。
『脛擦りの森』本予告篇
<作品情報>
『脛擦りの森』
4月10日(金)公開
公式サイト:
https://synca.jp/sunekosuri
(C)『脛擦りの森』プロジェクト