佐藤健×阿部寛が共演! 中山七里のミステリー小説『護られなかった者たちへ』実写映画化決定
(c)2020映画『護られなかった者たちへ』製作委員会(c)中山七里
“どんでん返しの帝王”という異名を持つ、中山七里のミステリー小説『護られなかった者たちへ』(NHK出版)が主演・佐藤健で映画化することが決定した。
同作品は、2011年3月11日の東日本大震災で被害を受けた宮城県を舞台に描くヒューマンミステリー。物語では、震災の9年後に全身を縛られたまま放置され、餓死させられるという悲惨な殺人事件が宮城県の都市部で発生する。捜査上に浮かび上がったのは、放火・傷害事件で逮捕され、刑期を終えて出所したばかりの利根という男。そんな利根を、宮城県警の刑事・笘篠は被害者から一つの共通項を見つけ出し、追い詰めていく。そこには切なく、衝撃の真実が隠されていた。
事件の容疑者である利根を演じるのは、数々のドラマ・映画で主演を務める佐藤健。2010年の映画『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』で佐藤と共演した阿部寛が、利根を追う刑事・笘篠役に抜擢された。
他にも、ヒロイン役に清原果耶、倍賞美津子や吉岡秀隆、林遣都といった豪華キャスト陣が脇を固める。
監督を務めるのは、代表作に『64-ロクヨン‐前編/後編』や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』を持つ瀬々敬久。